使用済みのブランド品は、ルイ・ヴィトンやエルメス、グッチなどの国内で人気がある海外ハイブランド物であれば、中古ブランド品でも需要があるため高値で買い取ってもらいやすいです。しかし、ブランド買取店では同じブランド品でも査定額に差がつくことがあります。その一つとしては、商品の劣化具合です。使用頻度が少なく新品に近いものやお手入れがされている商品の場合は、そうでないものに比べて査定額が高く見積りされやすいです。
また、ブランド品を購入したときについていた商品が入った外箱や製造番号が記されたギャランティカードや保証書、保存袋などの付属品の有無も査定額に大きく影響します。また、デザインが発売されて間もないものであれば、発売からかなり時間が経ったものよりも高く査定してもらえます。それ以外に中古ブランド品の買取額に影響を与えるものとしては、商品の素材や色があります。同じブランドのシリーズのものであっても色で査定額が変動することもあります。
買取店では、基本的に「黒」などの汚れにくく、ファッションに合わせやすいものが買い取った後に中古市場で販売したときに売れやすいため、無難な色や素材のものが高く査定されやすいです。逆に査定額が低く見積りされやすいのが、色の中でも汚れがつきやすく、変色も目立ちやすい「白」です。白以外には、ほかの小物やファッションと合わせにくい個性的な色も査定額が低くなりやすいです。査定に出したときに流行している色であれば、定番色よりも査定額が上がることもあります。